今週のストーリー
The Wrong Way to Motivate Your Kid
(出典:The Atlantic, May 12 2025) 記事を読む
この記事は、親が子どもにやる気を出させようとする際に、「成果で褒める」「罰でコントロールする」といった方法がいかに逆効果になるかを示したものだ。
筆者の教育カウンセラー、ラッセル・ショウ氏は、15 歳のレスリング選手の母親からの相談を例に挙げる。
息子の成績が下がったため、彼女はクラブ活動をやめさせるべきか悩んでいた。
「勉強を優先させたい」という善意からの判断だったが、ショウ氏はそれが子どもの成長を阻む可能性があると警告する。
子どもが朝5時に起きて練習を続けているのは、自分で決めた目標に向かって努力しているから。
その「好きなこと」「得意なこと」を取り上げることは、子どもの自信と意欲の“根”を切るようなものだという。
記事では “islands of competence(能力の島)” という概念が紹介されている。
子どもが自分の強みや好きな活動を通して、「自分はできる」「自分には価値がある」と感じる経験を積み重ねる。
この“島”が広がっていくことで、苦手分野への挑戦や回復力が生まれる。
一方で、親が「失敗はダメ」「完璧でなければ価値がない」と無意識に伝えてしまうと、子どもは“怒られないために動く”ようになり、内発的なやる気を失ってしまう。
ショウ氏はこう結論づけている。
「子どもを動かす最良の方法は、“罰すること”ではなく、“信じること”だ。得意なことを伸ばす時間を奪わず、そこにある誇りを支えること。それが本当のモチベーションになる。」
今週の気づき(Shinji’s Reflection)
「内発的なやる気」を如何にして引き出すか、そしてそれを大きくする手伝いをしてやれるか。とはいえ、学校の成績が下がると、「部活なんかしてる場合じゃない!」と焦ってしまうのが親心です。そこをグッと抑えて子供を信じてやらないといけない。理屈では分かりますが、常に心の葛藤に向き合わないといけないですね。
Thanks for reading!
Shinji
