今週のストーリー
Losing Made Us Stronger
(出典:ESPN, June 2025) 記事を読む(ESPN)
ノースカロライナ州の小さな公立高校バスケットボールチームが、4年連続で敗退しながらも「負け」を通してチームを再生させた実話を描く特集。
コーチのデヴィッド・ミラー氏は、かつて大学レベルでも指導経験があり、就任当初は「練習量と規律こそ勝利を生む」と信じて疑わなかった。
彼の指導は徹底しており、ミスを許さず、練習中の沈黙すらルール化して許さないほどだった。
初年度は一定の結果を出したが、2年目以降、選手の離脱が相次ぐ。
試合には勝てず、チームの雰囲気は重く沈み、誰も声を出さなくなった。
転機となったのは、4年目の敗戦直後のロッカールーム。
選手たちはユニフォームのままうつむき、誰も口を開かない。
その沈黙に耐えきれず、ミラー氏は「お前たちが弱いんじゃない。俺が間違っていた」と涙をこぼした。
コーチとして初めて、自分の指導法が選手たちの意欲を奪っていたことを認めた瞬間だった。
翌日から練習方針が大きく変わり、スコアや戦術よりもチーム全員で「今日の気づき」を話す時間を設けた。
意見の中には、ミラー氏への不満もあったが、彼は受け止め続けた。
3か月後、チームは州大会で準決勝敗退。
しかし、負けた瞬間、全員が抱き合い涙を流した。
主将の手紙にはこう記されていた。
「あの時コーチが“俺が間違っていた”と言ってくれたことで、俺たちはもう一度バスケットを好きになれた。」
記事はこう締めくくられている。
「勝利よりも価値のある経験がある。それは、互いを信じ直すことだ。」
今週の気づき(Shinji’s Reflection)
指導者が教え子たちに対して、自らの過ちを認めて、それを声に出して謝罪することはすごく大変なことだと思います。プライドという感情が邪魔するでしょうし、選手たちがどう受け取るかも分かりません。このチームのように好転すれば良いですが、自分がクビになるだけかも知れません。自分よりもチームや選手を最優先に考えるコーチだからこそ、このような行動がとれたのでしょう。やり方がまずかった時期もあったようですが、素晴らしいコーチなんだろうと思います。
Thanks for readling!
Shinji
